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Coulyne

長い間のご無沙汰でした

もう半年もブログを書くことをさぼってしまいました。

病気なのか、あるいは誰かの看病ををしているのかと心配をしていただいていたのですが、そんなことはなく、たださぼっていただけなのです。

本当にお恥ずかしいことです。

書きたいことは数々あったのですが、アップするにはこの内容でどうなのかと迷ったり、最後まで文面が仕上がらなかったりして、「明日こそ!」などと思っていた当初の気持ちが、一か月もすると萎えてしまい今日まできてしまったのですが。そうなるといったいいつになったら書く気になるのか自分を試したい心境になっていました。

ブログに限らず、そういえば今年は毎年恒例のベランダの花つくりもやる気が起きなくて、多年草の草花ばかりが育っています。

体調も良く仕事も家事もいつもと変わりなくにこなしていたつもりだったのですが、今年の春から夏の間はそんな不思議な季節でした。

また頑張って書いてまいりますのでよろしくお付き合い下さい。

さて季節はかなり秋めいてきました。

秋といえば詩がよく似合います。

昨日、夕暮れ時の街を歩いていたら、なんとなく言葉が浮かんできて、何十年ぶりの詩作をしてしまいました。

愚作なので特に題などないのですが、敢えてつけるなら「いつかの秋の日」とでもしておきましょう。

「 いつかの秋の日 」

離婚をして一人になった初めての秋

連れだって歩いている人たちを見て

それまで感じたこともなかった

孤独 という文字が頭をよぎった

ある年の暑い夏の盛りに息子が急死した

四十九日も過ぎた秋の日

彼に似合いそうなセーターを手に取っている自分がいて

息子がいない現実をしみじみ思い知った

落ち葉の舞う道を孫の手を引いて歩く人を見て

私にもあんな幸せなときがあったと

思い出をかみしめながら歩く日があるのだろうか

いつかの秋の日のたそがれどき

道ゆく人が足早に通り過ぎていくなかを

わたしはゆっくりゆっくりと歩きながら

その時々の幸せだった自分の姿を

街のどこかに探し求めてているのかもしれない

お読みいただいてありがとうございました。

いつも笑顔のあなたでいて下さい。 by  光凛

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